メンター制度は一挙両得の制度

メンター制度という言葉を聞いたことがあるという人も、少なくないことでしょう。多くの企業が導入しており、募集要項などにも自社の強みとして掲載をしていているようです。
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このメンター制度は、新入社員や中途社員などを先輩社員がフォローをすると言うのが目的となっており、公私に渡ってサポートが行われています。新入社員や中途社員が、仕事に戸惑わない様にと言う目的が大きな部分を占めてはいるものの、それ以外にもメンター制度がもたらす利点は数多くあるのです。

その中でも注目なのが、指導をする側の社員の意識やモチベーションの向上です。入社4,5年目の伸び盛りの若手から中堅社員が指導役を任される事が多く、彼らも彼ら自身、指導をするにあたり、自分自身の仕事のやり方などを見つめ直す機会となります。ちょうど仕事に慣れて、力の抜き方も覚えてしまう時期に指導者としてミッションを与えられる事で日頃の意識は高くなりますし、モチベーションも高くなります。それにより、組織としての総合力は高まり、良い社員教育の循環が生まれていくのです。

この様に、新入社員の教育と言う意味あいだけでなく、中堅社員の意識の向上や会社全体の総合力の向上にも寄与する仕組みとなっています。企業側としても設備投資などなく、いつからでも行なう事が出来るので気軽に導入することが出来ますし、会社選びをしている求職者側もしっかりと教育をしてくれるという安心感があるので、会社選びの1つの基準にする事が出来ます。